2ちゃんねるの発信者情報開示請求について

JIM体制後IP開示した原告によるネット訴訟の流れを紹介。スマフォの人はPC表示でメニュー一覧

発信者からの返事

2015年3月に代理人と打ち合わせをした時、発信者に対する要求案を詰めました。
第一要求は「書き込んだ本人が書き込みの削除を行うこと」でした。次が損害賠償請求額の決定です。


代理人が発信者に連絡をしましたが、期限ぎりぎりの7月初旬に発信者弁護人から連絡がありました。*1

弁護人によれば

  • 発信者は自分の書き込みを認め、深く反省している
  • が当時、妊娠中で情緒不安定だった
  • 私に書き込みを疑われ逆上して書き込みを行った
  • 開示された書き込み以外にも、記憶していないほど多数の誹謗中傷の書き込みを行った

「自分の書き込みを認め、深く反省している」において、開示スレが立ってからこの一年、ネットやメール連絡はいつでも可能にしていたのに、一度たりとも連絡をしてこなかった。


直接的な謝罪の言葉を一切聞いていないこと。
「書き込みを疑われ逆上して書き込みを行った」件については、直後に私から謝罪していること。謝罪から2か月後に該当書き込みを行ったこと。
これを理由に相手方弁護人が情状酌量を求めている様子から、私からの謝罪を弁護人に伝えていないであろうことが予想される。
「妊娠中で情緒不安定だった」についても、行為自体を妊娠のせいにしている段階で、真の反省が認められないとし、開示により突き止められ、観念したにすぎず、開示されなければ今でも中傷をやめていなかったであろうことが安易に予想されるため、条件緩和の理由はないと判断しました。


人の開示請求で、請求された側の言い分を聞いていると大半が「他の人もやっていた」「どうして自分だけ」「書かれる側も悪い」と被害者面をすることが多いです。
私の相手も予想通り、ご他聞にもれずそうした人の典型でした。


この間、いくらでも反省の動きを見せることが可能だったのに、それを怠ってきた顔も声も知らない赤の他人に同情できるほど、私は優しい人間ではありません。
本人がどのように路頭に迷おうと知ったことではありません。
発信者のおかげで無駄なエネルギーと金を使わされ、文句をいいたいのはこちらです。


返事を受け取った時は「深く反省している」の一文に一瞬ためらいました。しかし、頭を冷やして考えてみたら、「彼女は反省していない、単に許しを乞うているだけにすぎない」と思いました。
最初の条件を緩和する必要は一切ないと思いました。


2ちゃんの書き込みの件で彼女を疑ったときの謝罪文で私はこう書きました。

いくら謝っても、許していただけないことを承知で、不愉快な思いをさせてしまったこと含め、すべて私が悪かったとし終了いたします。
ですが、謝れば済む問題ではないと思っていますから、許してくれとも言いません。
ただ深く陳謝している気持ちだけ分かっていただければと思います。

当時、私的文書を専スレで無断公開され、そのために再度炎上し、2ちゃん以外からの誹謗中傷も始まったので、収拾をつけるために自ら一連の騒動に幕引きするために書いたのが上記の謝罪文でした。
言ってしまえば、心にもない謝罪でした。それでも、今もって発信者本人からの謝罪の言葉を伝えてこないよりは、自分はずいぶんマシだったと思います。


発信者は、この謝罪文の存在すら弁護人に伝えていない。
でしたら、こちらもそんな人を簡単に許すわけにはいかないと思っているだけのことです。

広告を非表示にする