2ちゃんねるの発信者情報開示請求について

JIM体制後IP開示した原告によるネット訴訟の流れを紹介。スマフォの人はPC表示でメニュー一覧

開示請求を経て

JIM体制後の開示成功の意義

発信者が特定されたことにより、個人訴訟へ移ることで、久しぶりに代理人と打ち合わせをしました。
2ちゃんの名無しを特定することができたことに対し、同じ被害で苦しんでいる人や誹謗中傷に参加している名無し含め、一定の影響力をもつ訴訟経緯として認められるものではないかと代理人に言われました。


周知できれば、2ちゃんに苦しめられている人達の希望となり、2ちゃんの名無しにとっても抑止になるかもしれない、そういう効果を期待できる成果として、大々的に公表したらどうですか?と言われました。


特に腐女子間では、派閥抗争ともとれる匿名での殴り合いが多く*1、周囲の知人たちにもそうした被害に遭い、泣き寝入りの末、同人をやめたり、酷い人では精神を病んだ人もいました。
こうした中傷で好きだった描き手を失ったこともあります。


もしかしたら自分は、名誉毀損のお手本のような書き込みを入手できただけ、運がよかったと思うべきかもしれない。
何もできずに消えていった知人や作家さんの傷含め、名無しを特定しようと思えば可能であること、リアルでできないことはネットでもできないことを証明できたことは大きな成果と言えるだろう。


攻撃だけされて反論の場さえ与えられず、消えていった人たちの無念を晴らしたい気持ちも大きかった気がします。

悩んでいる人たちへ

匿名で中傷された場合、とある書き込みに心当たりのある人物が浮上したら100%の確率でその相手を疑っていいでしょう。
現訴訟の数か月前に状況証拠のある、私と悪い形で絶交した元知人(面識のない人含む)に書き込みの有無を尋ねたことがあります。*2
質問したもの全員が「(物的)証拠もないのに犯人にした」とし、それに呼応するように名無しの誹謗中傷はいっそうひどくなりました。


「権利侵害に相当する」書き込みを発見したことで、法的手段に訴えることにしました。そして、たどり着いた名無し=元フォロワーに「物的証拠」を突きつけたわけです。無論その相手は、私が数か月前に質問したうちの一人でした。

個人での2ちゃん開示請求は可能

2ちゃんの書き込みでも、個人による開示請求と発信者の特定は可能であることが、自分の例で証明されたわけですが、実際に誹謗中傷に苦しんでいる人たちは、無理だと諦めて泣き寝入りしている人がほとんどではないでしょうか。
まず、弁護士に支払う金銭的な問題が大きな障害になっているかと思いますが、法テラス*3を利用すれば負担が減ることもあります。*4


金銭面の理由からか、ネット被害を警察に訴えに行く人もいますが、警察はただの公務員です。悪質な犯罪性がなければ、一庶民のためにそう簡単には動いてくれません。
私から言わせれば警察に任せるほどいい加減なことはないくらいに思っています。
でしたら、金はかかっても確実に仕事をしてくれる弁護士を最初から頼るべきです。

しかし規制緩和の影響で弁護士事務所もピンキリなので、代理人を選ぶセンスも問われるかと思います。*5


キーワード検索をすれば、このブログが上位に表示されるため、これで十分な気もしますが、いずれにしろ「ネットの開示訴訟の手続きの仕方」は誰もが知っておいて損はないです。
特に私怨による集団ストーカー的なリンチまがいが横行するオタク界隈では、もっと周知されるべきだと思います。


今は誹謗中傷の側でも、いつされる側になるか分からないのが、オタク間の監視社会の怖いところで、その為にもこれらの手段は知っておいて損はないと私は考えます。
権利関係は知らずに損をすることはありますが、知っていて損をすることはありません。
知らないのに的外れなことを言って、恥をかくよりはマシかと思います。*6

名無しへの罪状

現在、ネットから姿を消した発信者に関しての今後については自業自得だと思っています。私としては全アカウントを削除し隠れてしまった時点で、卑怯者だなあと思いました。


向こうはいまだに沈黙を貫いてますし、バレた途端に逃げるなら、その程度の覚悟で生半可な気持ちで書いたのか、こちらは書き込みのせいで、無駄な労力とエネルギーを使い、ストレスを溜め込んだというのにといった気分で、今でも心は晴れません。
サイコパス並に人の気持ちを理解できない人間が、名無しという隠れ蓑に手を出すせいで、被害者はあとをたたない。
「みんなが叩いているから」といった気持ちで書き込むことが、相手にどれだけのダメージを与えるか想像ができない。
訴えられて初めて、相手が傷ついていたと気づく程度には愚かな人たちだと思います。


それでも名無しには、一生かかっても人の気持ちを理解できるようにはならないと思います。
人の気持ちが想像できる人なら、他人を不当に貶める書き込みなど最初からしないからです。

個人での開示訴訟の可能性

最初は訴訟をはじめた私に対し、周囲の反応はどちらかと言えば冷ややかでした。しかし予想以上に発信者にたどり着いたことで、そういうこともなくなりました。
もちろん、結果を最初から予測できていたわけでなく、どう転ぶかについては代理人ですら予測できなかったのです。一言で言えば運がよかっただけです。


これは調べてみないと分からないのですが、オタクや腐女子同士の中傷合戦の末に開示請求し、発信者を特定したのは、もしかしたら自分が初めてかもしれません。前人未到であれば比較的好例な事案として、オタクの間で広まってくれればと思います。


2ちゃんの書き込みに個人で訴えることは十分に可能で、発信者も特定できるとなれば、被害者にとっても名無しにとっても一石を投じる結果になったのではないかと思います。

*1:2ちゃんの同人板、難民板、ネットWatch板を見れば分かると思いますが、そういったスレが乱立しています

*2:「書き込み騒動」とは何か - テニスの玉子様

*3:法テラス|法律を知る 相談窓口を知る 道しるべ

*4:いくつかの条件クリアが必要なことと、ネット訴訟で支援してもらえるかどうかは分かりませんが明らかな権利侵害であれば通る可能性はあるかと思います

*5:弁護士選定の基準についてはここに書くべきではないので秘匿しますが

*6:労働審判について言及した時も、名無しから「スポーツの審判と間違えてるんじゃねーのww」とバカにされましたが、バカはそちらです

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