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2ちゃんねるの発信者情報開示請求について

JIM体制後IP開示した原告によるネット訴訟の流れを紹介。スマフォの人はPC表示でメニュー一覧

開示請求訴訟を考えている人へ

訴訟について

ネットの書き込み訴訟の2ちゃんねるの場合、最低3回の訴訟を必要とするため、弁護士費用は通常より割高になることは容易に想像がつくかと思います。
お金では変えられないほどの精神的苦痛を受けた、不当に社会的評価を貶められた、それへの怒りや悲しみ。発信者情報開示請求は原告にとって、最大の意思表示でもあります。


私の家族は当初から、この訴訟に非協力的でした。やるなら勝手にやれば?ただし自分の金でという態度で、今もそれは変わっていません。
周囲から誰も支援されず、(同じ同人仲間や知人からは)倦厭されつつも、私は弁護士事務所の扉をたたきました。


私の場合、既存の商業漫画家であったことから普通の人と事情が違っていたということもあります。書き込まれたペンネームは、いずれも商業で使っていたものですし、現在もこの名前で活動しています。売れてこそいませんが、それでもこの名前とともに地道に仕事をしてきたわけです。それをぶち壊しにするような書き込みをされ、検索で上位にあがってしまう状況にされたことは大打撃でした。
ネットの書き込みを信じる人、信じない人、それは人によってさまざまだからこそ、ネットだけを媒体に仕事の宣伝をしていた自分にとって、これはもう由々しき事態でした。

2ちゃんねるの書き込みを削除することはデメリットの方が大きく、手間もかかることを知っていましたから、書き込みによって受けた精神的苦痛は計り知れません。
書き込みを残しているのは動かぬ証拠として抑えるためでもありますが、受けた傷を残すことで発信者に猛省を強いるためでもあります。


人を無責任に傷つける行為が、どれだけの罪か発信者に理解し、二度としないと誓い、心から反省してもらうためにも訴訟を起こしましたが、ブログで発信することは、比較的スムーズに開示され、発信者にたどり着けた自分の例を参考にしてもらい、誹謗中傷や風評被害に悩まされている人へ少しでも励ましになればと思っています。


訴訟の行方は内容や環境、運によって変わるので、結果を断言できる保証はありません。ありませんが、一般的に困難であり、金持ち企業しかできないと思われていた2ちゃんの書き込みの発信者情報開示は個人でも十分に可能であるという証明にはなったと思います。


言論の自由は何を言っても許されるということではありません。自由と責任は常にセットになっているのです。
自由というメリットばかりに注視し責任を忘れている人が非常に多いですが、私が一番言いたいのはこれです。

あなたの発言に対し、今でなく、この先の未来、いつになるか分からなくとも、責任を問われる日がくるかもしれない。それを忘れないで発言をしてほしい、と。